聲の形✕ナガシマスパーランド
『聲の形』を観てきた
『聲の形』は週刊少年マガジンで連載されていた漫画だ。聴覚障害やいじめといった題材とした社会派学園漫画。テーマがテーマだけにかなり生々しい内容で、別冊少年マガジンに初掲載されたときの反響は記憶に新しい。
そんな『聲の形』の劇場版アニメが2016年9月17日に公開。その日の午前中に観てきた。
ストーリー序盤はいじめの描写が多く、原作同様に非常に胸糞悪い(褒めている)。で、物語の中盤へと進んでいく中で主人公の石田が少しずつ周囲と打ち解け始めていき、そして「みんなで遊びに行こう!」となる。そこで向かった先は…見覚えのある遊園地。
ナガシマスパーランドである。
ナガシマスパーランドは三重県桑名市にある遊園地だ。三重県が誇る日本最大級の遊園地である。生まれも育ちも三重県の私にとって、ナガシマスパーランドには馴染みがある。…余談だが今でも桑名市ではなく合併前の長島町と呼びたくなってしまう。『聲の形』の舞台である大垣市からのアクセスもよく、大垣駅から養老鉄道に乗って桑名駅に向かって、そこからナガシマリゾートに乗り換えれば良い。
さて一行はお馴染みホワイトサイクロンへと乗り込んでいく。どうせなら高くてスピード感溢れるスチールドラゴンに乗ればいいのに…なんて思ったのだが、ゴンドラが進み出したところで私は経験したことのある感覚に興奮することになった。
ガタガタとゴンドラが揺れる。
おや?おやおや〜?
軋むように揺れる。
おおお…?これは…!?
既視感のある揺れ。
これは!
ホワイトサイクロンだああああああああ!!!
この揺れ具合!
そうそう、こんな感じ!
ホワイトサイクロンじゃねーか!!!!!
ホワイトサイクロン
『聲の形』は約2時間の映画だったが、印象に残っていることの90%くらいがナガシマスパーランド…いや、ホワイトサイクロンだ。あのガタガタする感じはホワイトサイクロンだ。

※写真引用元:これがホワイトサイクロンだ!!
ホワイトサイクロンとはナガシマスパーランドの看板アトラクションだ。なんと木造のジェットコースターである。全長は1715mで時速は102キロ、名前の通りサイクロンのような大きな渦が2つある。長さと速さを兼ね揃えて更にアップダウンも結構多いジェットコースターなのだが、他のジェットコースターとの大きな違いは木造であるがゆえの軋みやガタガタ感だ。特に最初の大きな坂を登るときに最もガタガタを感じられるのだが、映画『聲の形』ではホワイトサイクロンの最初の登りのガタガタ感が非常に良い具合に再現されていた。観ていて大興奮、ゴンドラが登っていく緊張感も味わえた…!
これは良い…!件のシーンは数秒しかないのだが、しかしこの僅かな時間でナガシマスパーランドとホワイトサイクロンの魅力がきっちりと表現されている!あんな感じに揺れるのだ。やるじゃねーか京アニ!
もしかしたら『聲の形 4DX』はホワイトサイクロンの揺れが完全に再現されるのか…!!?しかし残念なことに4DX版は今現在存在しない!『聲の形 4DX』、早く来てくれええええ!
このシーンが来るまで、原作でも感じた登場人物への胸糞悪さやもどかしさ等が頭の南阿を渦巻いていたのだが、ホワイトサイクロンが全部持って行ってしまった。エンドロールでも頭の中で懐かしいナガシマスパーランドのCMが延々と流れていた。
ウッドペッカーの裏切り者!
『聲の形』の聖地はナガシマスパーランド
こうして『聲の形』を見終わり頭の中がホワイトサイクロンのごとく渦巻いたのだが、そういえば鑑賞者の特典として聖地観光ガイドをもらっていたことを思い出した。

おもいっきり大垣市と書かれているが、これにきっとナガシマスパーランドについても書かれているに違いない。
そう期待して観光ガイドを見てみたのだが、

やっぱり大垣市の情報ばっかりじゃねーか!!

桑名駅の扱い!
駅だけ!
ちっさ!
おのれ大垣市!真の聖地はナガシマリゾートだというのに…!
ナガシマスパーランドへ遊びに行こうぜ!
そういうわけで、映画『聲の形』を観て聖地ナガシマスパーランドへ遊びに行こう!
東海地方の玄関口である名古屋駅からJR関西本線の快速列車、もしくは近鉄名古屋線の急行列車に乗り換えてだいたい15分くらいで桑名駅に着くぞ!
桑名駅から養老鉄道が大垣駅まで伸びているので、ついでに大垣市にも行くことができるぞ!
ちなみに原作『聲の形』はいまKindleストアで1巻が無料になっているぞ!
映画館に行く前に予習していこう!
