ゆとりごと

ゆとりの団子が綴るグルメと旅行と趣味のブログ

半沢直樹を好んで見たのは「クソ上司を懲らしめる」という内容が痛快だったから

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池井戸潤原作のドラマ「下町ロケット」が好調だそうです。

半沢直樹の大ヒット以降、池井戸潤原作の小説が次々とドラマ化されて視聴率が低迷する昨今でかなりの指示を得ています。
 
池井戸潤原作のストーリーによく見られるのが「勧善懲悪」的な話です。花咲シリーズもルーズヴェルトゲームもそんなストーリーでした。
 

 

ルーズヴェルトゲームと花咲は見ていましたが、しかし半沢直樹以上の面白さを感じられません。下町ロケットにもありません。勧善懲悪型の話は見ていてスカッとはするのですが、何だか違う、決定的なものが足りていないのです。半沢直樹が大ヒットしたときに「現代の時代劇」とか「水戸黄門」等と言うメディアがありましたが、私が半沢直樹を好んでみていた理由はそういうのじゃないんです。

『水戸黄門』な勧善懲悪な物語がビジネスマンを直撃! メディアが分析した『半沢直樹』大ヒットの理由|サイゾーpremium

たとえば警察官が犯人を捕まえるとか、組織対組織じゃダメなんです、陳腐です。スカッとしますが、半沢直樹ほどの痛快さはありません。「懲らしめた相手がクソ上司だった」からこその痛快さがあったんです。

 
 

鬱憤を晴らせる

「クソ上司め、覚えていやがれ!」
クソ上司に巡りあったことのある人なら「見てみようか」と感じる、かなり刺激的なキャッチコピーです。小中高とクソ先輩が居ましたし、社会人になって早々にクソ上司と巡り合った私もこれは見るしかないだろうと思いました。
 
悪いことを企んんだり、「部下の手柄は上司のモノ、上司の失敗は部下の責任」とかほざくクソ上司に対して半沢直樹が「やられたらやり返す」と復讐していく様は愉快痛快奇奇怪怪なのです。上の身分の人に意見すれば「下っ端の分際で偉そうにしてんじゃねーぞ」「黙ってやれ」というあまりにも息苦しいクソ食らえなトップダウンな世の中で、半沢直樹はまるで部下である者の思いを代弁するがごとく抗うのです。見ていてなんだかスッキリとする、少なくとも私の不満を極端に代弁してくれているような気になれる内容だったのです。
 
俳優の割り当てや演技の迫力も当然良かったのですが、「部下がクソ上司を懲らしめる」という構図に鬱憤を晴らすことのできるような痛快さがあったから好んで毎週見ていました。ルーズヴェルトゲームにも花咲も痛快といえば痛快ですが、鬱憤を晴らせる痛快さかと言えば少し違っていたように感じます。下町ロケットも同じで、半沢のような鬱憤を晴らせる痛快さがありません。人対人で、それも部下が理不尽な上司を叩きのめすという構図を人間臭く描いていたから半沢直樹は良かったのです。
 
 

 

 

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