ゆとりごと

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勤労感謝の日とはこんな日です

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どうも、白玉だんごです。

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11月23日は勤労感謝の日ですね。今年の11月23日は月曜日なので、そのおかげで3連休になります。やったね!

毎年のように10~11月にかけて「勤労感謝の日ってハッピーマンデー制度の適用対象だったっけ?」と考えてしまうのですが、対象になっていないんですよね。来年2016年の勤労感謝の日は水曜日になります。

そもそもハッピーマンデーの対象になっている国民の祝日は、16日あるうちの4日しかありません。

 

  • 成人式(1月第2月曜日)
  • 海の日(7月第3月曜日)
  • 敬老の日(9月第3月曜日)
  • 体育の日(10月第2月曜日)

思った以上に少なく感じますよね。

ちなみに祝日16日の中には来年から導入される『山の日(8月11日)』を含んでいます。これまで15日だったのが、来年から16日になります。山の日は「8月の第○週月曜日」というふうになっておらず、日付が特定されています。つまり山の日はハッピーマンデー制度の対象にならなりません。これは恐らくお盆期間の大型連休を実現するためだと思われます。

 

と、話がいきなり脱線してしまいましたが、みなさん「勤労感謝の日」って元々どんな日だったかご存じですか?

国民の祝日に関する法律によると、「勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」となっています。働けることを大切に思い、物が作れたことをみんなでお互いに喜び感謝しあう…という、なんだかホワイトな思想の日です。

今でこそ11月23日は勤労感謝の日となっていますが、元々違う名前の日で、違う意味を持った日でした。今回は勤労感謝の日について簡単にまとめてみました。

 

 

日本の収穫祭

1948年7月20に『国民の祝日に関する法律』が交付されるまでは勤労感謝の日という祝日は存在しませんでした。

戦前までは、11月23日は『新嘗祭(にいなめさい)』という祭日で、天皇が国家と国民の安寧と繁栄を祈るための祭祀(宮中祭祀)が行われる日でした。

「新」は新穀を「嘗」はご馳走を意味します。新嘗祭は穀物が収穫できたことを神様に感謝し、翌年の豊穣を祈るための儀式が行われる日でした。天皇だけでなく国民もともに収穫を感謝し祈る、言わば収穫祭だったわけです。

 

ちなみに新嘗祭と似た名前の行事で「神嘗祭」というものがあります。

www.youtube.com

神嘗祭は毎年10月に行われます。神嘗祭は新嘗祭は内容は重複する部分が多いのですが、大きな違いがありまして、神嘗祭が新穀を「神様が召し上がる」だけなのに対して新嘗祭は「神様と一緒に天皇も召し上がる」という点です。

 

 

「新嘗祭」から「勤労感謝の日」に

第二次世界大戦で日本は敗戦し、GHQにより天皇と国民の行事の切り離しが行われました。新嘗祭もその対象となり、1948年に『国民の祝日に関する法律』が交付されたことによって、11月23日は新嘗祭から勤労感謝の日となったのです。

勤労の意味については、衆議院文化委員受田新吉著の「日本の新しい祝日」に記載されています。

勤労の意味とは「肉体的な労働によって物品等を生産するということにのみ終始するものではなくて、精神的な方面においても一日一日を真剣に考え、物事の本質へと深めてゆく研究態度にも勤労の大きい意味は存在し、創造し、生産していくことの貴重な意義ある生活が営まれていくことが出来る。物質的にも、精神的にも広い意味での文化財を建設してゆくことは、生産ということの正しい理解の仕方である」

参考:勤労感謝の日|日本文化いろは事典

それまでの収穫祭としての要素が強い儀式を行う日から、すべての労働についてみんなで大切に思い感謝しようという日になったわけです。

 

ちなみにアメリカには労働者の日”Labor Day”、収穫を感謝する日”Thanksgiving Day”というものがあるのですが、この二つを併せて和訳したのが「勤労感謝の日」なわけです。

 

 

新嘗祭の今

GHQの制作で新嘗祭は勤労感謝の日に改められたましたが、祭儀は今も毎年行われています。

 宮中で行われる天皇陛下が自らご栽培になった穀物もお供えされます。ただし残念ながら一般人は新嘗祭の様子を見ることができません。

ちなみに宮中だけでなく全国各地の神社で新嘗祭は行われます。宮中で行われているものは見ることができませんが、伊勢神宮で行われている様子はYouTubeに動画がありました。

www.youtube.com

新嘗祭は昔からの伝統行事で、非常に重要な儀式の一つです。

11月23日は勤労感謝に日と改められましたが、その日の由来や「感謝する」という思想は残していきたいですね。

 

 

というわけで

勤労感謝の日についてまとめてみました。

ハッピーマンデーの対象になっていない理由は11月23日が新嘗祭の日だからなんですね。「11月23日である他はない」わけです。

「勤労感謝に日」というと何だか分かりづらくピンと来ませんが、11月23日はいつも以上に収穫に感謝しながら美味しくご飯を食べたいですね。

 

こうやって書くことで自分も勉強になりました。来年からは「ハッピーマンデーの対象になったっけ?」と迷うことはない!はずです!

 

以上、勤労感謝の日についてでした。